アミグダラのハイジャック

nakatomimoka2018-10-18

マーク・ゴールストンさん。「この3つの脳をどう扱えばいいのだろうか。人を動かしたければ、霊長類の脳を相手にすることだ。『怒っている』『心を閉ざしている』『キレてしまった』『おびえている』こうした反応は爬虫類や哺乳類の脳の働きによるもの。この状態の相手の心を動かすのは無理だ。相手の話を聞くことができるのは、最上層の脳が機能している場合だけである。悩めるヘビ(爬虫類の脳)や、ヒステリックなネズミ(哺乳類の脳)に語りかけても、どうにもならない。つまり、説得を成功させる秘訣とは、相手を、爬虫類や哺乳類から霊長類(つまり人間)へと変えていくことになる。脳の奥深くにあるアミグダラは、人が危険を感知したときに機能する。危険が非常に大きい場合、アミグダラは上層の脳の動きを瞬時にシャットアウトする」成程。