草木も眠る丑三つ時

nakatomimoka2018-10-19

築山節さん。「サーカディアン・リズムのグラフは、真夜中過ぎから大きく落ち込み、午前4時〜5時頃に谷底をついています。昔から『草木も眠る丑三つ時』ともいいますが、深夜から明け方の時間帯は、脳も眠りについているのが本来あるべき状態なのです。この時間帯は、判断が遅くなったり間違ったりする確率が高まるのです。脳の覚醒度が高い時間帯、低い時間帯のリズムにのっとって、覚醒度が高い時間帯に仕事や勉強を集中して行い、覚醒度が低い時間帯は無理せず休むようにする。疲労疲労感は違います。実際に身体にあるのが疲労、スポーツや単純作業などをした後の身体の疲れです。これに対して、疲労感は脳が教える感覚情報のことです。楽しいことをしているとき、実際には身体は疲労しているのに、疲労感がないことが多いのです」冴えた脳で。