頭より心と身体

nakatomimoka2018-10-17

泉谷閑示さん。「『心』や『身体』は、『頭』が及びもつかない程の深い知恵と素晴らしい判断力を備えている訳ですが、それはどんな形で表れているでしょうか。例えば食欲を考えてみても、何がからだに良いとか、カロリー計算がどうのなどと考えなくても、適切にそのとき身体に必要なものを『○○が食べたい』という形で教えてくれるものです。肉ばかり食べた翌日は、ちゃんと野菜が食べたくなるし、からだが冷えているときはからだを温めてくれる辛いものや汁物が食べたくなる。こんな風に味覚や嗅覚は、その時の自分に必要なものを、ちゃんと『おいしい』という快感で教えてくれ、不要なものは『まずい』と知らせてくれるのです。しかし、『頭』が中途半端に関わって、『カラダによいから』などといった考えが混入すると、うまくいかなくなります」快に従う。