しぶとく続けた方が

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前野隆司さん。「カーネマンの『ピーク・エンドの法則』とは、苦痛・快楽の評価はその活動の『ピーク(絶頂)』と『終わったときの程度』で決まるのであって、『どのくらいの期間続いたか』は無視されるというもの。つまり、人間は過去の出来事を平等に均等に思いだすようにはできていない、ということです。エンドの方は、『終わりよければすべて良し』ということわざとも一致します。これは、よく考えてみると、貴重な教訓です。生き方に、重要な示唆を与えてくれます。長い苦労も耐え抜いて最期が良ければすべて良しである。逆に、楽しいことが長く続いても、最後が悪ければ台無しである。そういうことですよね。だったら、辛いときも、途中であきらめずに、しつこくしぶとく続けた方が幸福を得る可能性が高いということです」長い苦労も耐え抜けば。