漫画の29年後に

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鱸正人さん。「日本バスケットボール協会で強化責任者を務める東野智弥には最近の講演で欠かせない『鉄板ネタ』がある。野球とサッカーでは大人気漫画の連載開始から29年後にエポックメーキングな出来事が起きた。1966年の『巨人の星』と95年の野茂英雄の大リーグデビュー。81年の『キャプテン翼』と2010年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会16強入り……。では、バスケはどうか? 累計発行部数1億冊超の『SLUM DUNK』の連載開始が90年。そして今年(19年)、男子日本代表が自力でW杯出場を掴み、44年ぶりの五輪出場も決まった。豪州戦後、東野は千葉市の会場で『SLUM DUNK』の作者、井上雄彦と思わず顔を見合わせた。『同じですね』。分岐点となった一戦のスコアは79-78。湘北高が常勝の山王工業高を破ったスコアと一致していた」29年後。