さとうみつろうさん。「人間に行動を起こさせるには、『目の前以外の場所』へ行きたくさせればいい。『現状以外の場所』へ行きたいと思わせるようなＣＭを打てれば、購買が起こる。『そのままではダメですよ』と言えばいい。全てのＣＭが消費者の『現状』を否定しているはずだ。『動機づけ』さえできれば、行動が起こる。あとはモチベーションの量だけだ。『ここ以外の目的地』へ到着させるまで、その人間を動かし続けることが可能なエネルギーの量のことを『モチベーション』という。ガソリンが切れたら車が動かなくなるように、モチベーションが切れたら、人体は動かなくなる。『モチベーション』という目には見えない『心理的なエネルギー』が、実際にその『人体』を動かしている。『誘因』と『動因』がモチベーションを生みだす」ここ以外のどこか。
