人間のセクシュアリティ

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デイヴ・アスプリーさん。「クリストファー・ライアンは、一夫一婦制は遺伝子の作用というより文化的なもので、認めたくはないが、人間のセクシュアリティは霊長類仲間のチンパンジーのそれに似ているという(チンパンジーは雌雄ともに複数の異性と交尾する)。一夫一婦制の関係にある男性が、別の女性とセックスをするとテストステロン値が上がる、とクリスは言う。つまり、不倫は男性をホルモン的に良い気分にさせるのだ。古代中国の導士は若さを保つために、男性が維持すべき射精の頻度さえ定式化していた。次の射精までの日数=(年齢-7)÷4。何度か失敗してやり直したが、セックスなしの一か月が進行するにつれ、幸福度と生産性が増していった。いちばん驚いたのは、妻やほかの女性陣からも、ふだんよりずっと注目されたことだ」QOL