幸福感が喪失する時期

nakatomimoka2013-03-21

澤口俊之さん。「四十代半ばから五十代半ばの男性には、ミッドライフクライシスと呼ばれる漠然とした不安が訪れます。更年期障害でも鬱病でもなく、この期間だけテストステロンなどの脳内物質の分泌が低下して、なんとなく楽しくなく、幸福感の喪失する時期です。ちょうど中間管理職としての苦労や、子どもの進学などで憂鬱な問題を抱える時期と重なりますが、脳自体がそういう時期を迎えているのです。幸福感は45歳前後から急に落ち、55歳頃からまた上がってきます。精力的に活動していた男性ほど落ち込みが激しい。オスのチンパンジーにも同じ現象が起きます。そこで幸福感を得ようとして、女性に溺れたり、突然仕事を変えるなどして失敗しがちな時期なので注意が必要です。夫婦関係が良好だと落ち込みが軽減されやすいようです」そうなのかねえ。