２月に大市でスッポン料理を食べ、４月に昨年Pixivで優秀賞を貰った作品が巻頭を飾った『ワンルームショートストーリー』が文庫本で出版された。一時期、本屋に平積みになった。本屋に自分の作品が載った文庫本が平積みになっている、という夢が叶ったことが嬉しかった。仕事は昨年に一段落していたから、平穏な日々であり、コロナもあって、それがそのまま続くように思っていた。６月、家族の病気がわかった。そこから、９月の手術まで怒涛のような日々だった。そんな中ではあるけれども、10月、７年越しの念願であった屋久島に行くことができた。縄文杉まで辿り着けた。12月、170作品を応募したショートショートnote杯で高橋晋平さんの審査員特別賞を貰うことができた。仕事はしていないけれど、家族とプライベートのことで貴重な一年だったと思う。
