深い仕事

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松田卓也さん。「カル・ニューポートは仕事を深い仕事と軽薄な仕事に二分する。深い仕事とは気が散らない状態で集中的に取り組み、知的能力の限界にまで迫るような仕事であり、プロの仕事である。深い仕事こそがこの世の新しい価値を生み出すと著者は主張する。今後は知識経済で支配される世の中になる。浅薄な仕事とは、それほど頭を必要としない仕事、気が散りながらでもできる仕事、多くの人が普段やっている仕事である。具体的に言えば日常のデスクワーク、電子メールのやりとり、会議などである。我々は浅い仕事を沢山こなすと、何か仕事をしたような気になる。会社も浅い仕事の量で生産性を測定したりする。深い仕事の生産性を測定するのは困難な仕事だからだ。しかし浅い仕事は誰にでもできるものであり、あなたでなくてはならない必然性はない」今年は、深い仕事を。