執着に対処する指針

アーサー・ブルックスさん。「俗事を放棄することではなく、俗事への執着を捨てることで苦しみからは解放される。極端な苦行も過度な快楽も避けた中道こそが目指す道であり、苦行と快楽はどちらも執着であるため不満に通じる。釈迦は仏陀になり、執着に対処する為の実用的な指針を考案しました。それが四諦です。真理①人生は、不満がつきものであり、苦である。真理②その苦は俗事に対する渇望、欲望、執着から生じる。真理③渇望、欲望、執着を排除することで苦に打ち克てる。真理④渇望、欲望、執着を排除するには、八正道に従う事である」八正道とは(1)正見(正しい物の見方)(2)正思惟(正しい思考)(3)正語(いつわりのない言葉)(4)正業(正しい行為) (5)正命(正しい職業) (6)正精進(正しい努力) (7)正念(正しい集中力)(8)正定(正しい精神統一)ですな。