エウダイモニアこそ

石山恒貴さん。「エウダイモニアの実現こそが、シニアの働き方思考法なのである。たしかに生活評価と感情は重要だ。武士は食わねど高楊枝、などと強がってみても、やはりお金はほしいし、生活水準が高ければ嬉しい。だから生活評価は無視できない。また感情=快楽ほど、ありがたいものはない。快楽は長続きしないといっても、だからといって、美味しいものを食べたり飲んだりする快楽がなければ、人生は楽しめないだろう。あるいは名誉だって快楽だ。筆者も、研究、論文、書籍を褒められるという名誉があれば嬉しいし、それがなければ研究は長続きしないだろう。だからこそ幸福感を生活評価、感情、エウダイモニアという3つの要素で総合的に測定することには納得感がある。ただ、この3つの要素にはバランスがあるのではないだろうか」3つのバランス。