期間内でやりたいことを

ビル・パーキンスさん。「これは、いわゆる一般的なバケットリストとは対照的だ。期間を区切らない従来型のバケットリストは、年齢を重ね、人生の残り時間が少なくなってきたことに気づいた人が、焦る気持ちで、生きているうちにやりたいことを書き出すことが多い。事前に計画していたというよりは、慌てて残り少ない時間で何かをしようとする、受け身の発想で生まれがちだ。一方のタイムバケットでは、人生に対して積極的なアプローチが取れる。残りの数十年の人生を5年や10年の単位で分け、期間内でやりたいことを実現させていく具体的な計画を立てられる。漠然と『死ぬまでにできたらいいな』と夢想することとは大違いだ。やりたいことを現実的な問題としてとらえることができる」残りを意識するものの、焦らずに、今を生きてやりたいことを。