点描のハルカス

nakatomimoka2014-11-05

あべのハルカス美術館に「光と色のドラマ〜新印象派展」を観に行ってきた。点描というとスーラの「グランド・ジャット島の日曜日の午後」が思い浮かぶけれどその習作も含めてのスーラや、シニャック、モネ、ピサロマティスなど。スーラの早すぎる31歳での死や、それを受け継いでのシニャックの活動など、流れも分かってよかった。個人的には後期の点描の点が大胆になっていく時期の作品より、印象派からの流れの中での繊細な点描のほうがいいと思った。マネやピサロの点描の作品もいいですね。いつも美術展にある文字(歴史背景や画家のことなどの説明や、絵の横にある作品の解説)は、絵を見るのがおろそかになりそうで、また混んでいるとうっとうしいので基本的に読まないのだけれど、空いていたこともあり、つぶさに読めて、それはそれで大変よかった。