ピーター・ドラッガーさん。「私は、カトリック社会におけるイエスズ会と、プロテスタント社会におけるカルヴァン派が、創設時から、奇しくも全く同じ方法によって成長していたことを知った。イエスズ会の修道士やカルヴァン派の牧師は、何か重要な決定をする際に、その期待する結果を書き留めておかなければならないことになっていた。一定期間の後、実際の結果とその期待を見比べなければならなかった。そのおかげで、”自分は何がよく行えるか、何が強みか”を知ることが出来た。また、”何を学ばなければならないか、どのような癖を直さなければならないか”、そして、”どのような能力が欠けているか、何が良くできないか”を知ることができた。私自身、この方法を50年続けている。」期待を書き留めておいて、やったあとに見比べること。