タックマンモデル

森時彦さんは著書『ザ・ファシリテーター』の中で、心理学者のタックマンが組織の進化として唱えたモデルとして、「組織は、形成(フォーミング)された後、すぐに機能(パフォーミング)しはじめるのではなく、その前に、ストーミング(混乱・対立)があり、ノーミング(統一)が進んではじめて機能しはじめる」と紹介している。「英語では、韻を踏んで、フォーミング、ストーミング、ノーミング、アンド・パフォーミングと言われる」と。そのための手段として、「週末合宿して、金曜の夕方から出かけてその夜は酒でも飲みながら愚痴っぽく議論する。皆の気持ちを思い切り吐き出して、土曜日には、すっきりした頭で議論し直す。そうすると、『いつまでも愚痴ってても仕方がない。前向きの議論をしよう』という気分になれる」のだと。やりますか、合宿。