祝祭の状態

古田英明さん。「常に『祝祭』の状態にいることは不可能です。年に1回くらい、『祝祭』のレベルに達し、自我を超えるような経験をする。(略)組織の全員が一体感を持って同じ目標に向かって突き進んでいるが、何か強力な統制が働いているわけではない。むしろ、自由なやり方をしながら、明らかに自分の実力以上の仕事を成し遂げる人間が続出し、それが競争のような形になって、組織をさらに活性化させる。しかも、特に密接にコミュニケーションを取らなくても、上司が何を考えているかが部下に伝わるだけでなく、物事の展開を読む勘も冴えわたり、連係プレーもバッチリとこなす。こういう勢いの中に身を置いた時、人はまさに無我の境地で仕事三昧となっています。」仕事三昧の至福の境地である「祝祭」を、年に一度でも、チームのメンバーと共に。