本当の利益とは?

北岡修一さん。「月次決算などにおいて、在庫をどのように見るか?これについて、「京セラ会計」では、在庫は資産と見ず、本当の利益を見て経営をする、という考えがあります。京セラ会計学では、在庫は考慮しないところで、本当の利益を見るのです。一度仕入れたものは販売しない限り、キャッシュにはなりません。販売して初めて利益になるのです。だから、在庫は仕入れた時点で、経費です。いわゆるキャッシュフローで利益を見ろ、ということです。当然、会計の世界では、在庫があればその分は仕入から控除します。すなわち、利益になるのです。(そうしないと、税務署が否認してきますからね...)一般の会計=税務会計、制度会計をやっている限り、キャッシュフローベースの本当の利益を実感することができません。」経営者としての会計の見方を。