安部修仁さん。「(1)上司は自分の短所と部下の長所を比較することで自分の課題が見えてくる。(2)上には苦言、下には厳しさ。どちらからも嫌われていないやつは自らの役割を果たしていない。(3)会社が共有すべき思想を、日常の仕事における局面や状況で意識的に部下に語る。(4)常に上位者の位置にいるつもりで思考し、自分の発想が真っ当かどうか、客観視する姿勢を持つ。(5)一生懸命に仕事をしていると視野狭窄になるので、外部の意見に耳を傾ける。(6)ダメ集団もリーダーで変わる。人材が活躍できる場を作ることが求められている。(7)皆が誤解せずに内容を共有できるように、分かりやすいメッセージで伝える。」2001年1月に米国産牛肉の輸入が再停止になった時は、社員に「アッタマにきた」と表現した吉野家の社長さん。