常識に徹底的に挑戦する

nakatomimoka2007-09-03

大前研一さん。「私は、成熟し、硬直化した市場で戦略的解決を見いだす場合、まず対象となっている製品市場における常識に徹底的に挑戦するという方法をとることにしている。このような発想はひとたび身に付けてしまえば、誰だってできるものだ。問題は、むしろ常識に挑戦する代替案が出てきたとき、どのくらい執拗に商品化、あるいは商業化するか、ということのほうが成功の岐路になるのではないか。自分の担当する製品市場における既成概念を徹底的に列挙し、これらを片っ端から破る方法の検討(なぜ、なぜの連発!)をされることを勧めたい。専門家に聞いても、なぜか、ということが充分に答えられないときは、『常識』はもしかしたら不必要な拘束条件となっている可能性がある」当たり前と思っていることは、当たり前ではないかもしれない。