愚直に自分をごまかさずに

nakatomimoka2007-09-04

西澤潤一さん。「私の場合、むつかしいことを知っていて物事がうまくいったということはあまりない。むしろごく基礎的なことから出てくることが多い。よく物を知っていること、つまり知識の量を自慢する人がいるが、これはたいしたことではない。基本をしっかり理解していることのほうが大切なのである。単純な基本でいい。そこに大きな穴の独創の泉がある。私は『愚直』ということばが好きである。こつこつと自分をごまかさずにものを考えてきたことが、いろいろな仕事の成果に通じたのだと思う。私は、人間四十歳をすぎると、その人の人生観がにじみ出てくると思っている。人生のわかれ道である。自分の人生を通じて、どういうことが具体化できるかの正念場の時期であり、本当の仕事ができるときなのである」自分をごまかさずに考えているか。