難しい言葉を使わない

nakatomimoka2009-08-28

中村邦夫さん。「コミュニケーションにかかわる話でもあるんだけれど、全社に共通する問題については、僕はできるだけ難しい言葉を使わないようにしています。『CSR』とか『コンプライアンス』なんて、社員のおじいさん、おばあさんが聞いてわかりますか。CSRは舌を噛みそうだし、コンプライアンスに至ってはクスリの名前みたいじゃないですか。だから、松下は『スーパー正直』な会社でいこう、と。2003年の『マネシタ電器やめました』は、僕の最大のヒット作です。松下の問題点がどこにあるのか明確に伝わるじゃないですか。誰も言葉の意味を聞いてこなかったですよ。今、グループに『マネしろ』なんて言う社長がいたとすれば、そいつはクビですわ(笑)」全社に共通する問題につき、トップは、わかりやすい言葉、コピーでメッセージを。