それでも信じてくれていた

nakatomimoka2010-01-23

涙のツボの続き。3つめは、それでも信じてくれていた。厳しい条件でありながら、相手がひたすら、いちずに、信じて、応援してくれていた。例えば、『幸福の黄色いハンカチ』それに、『オールド・ルーキー』でメジャーリーグ初登板が決まって電話する場面。スティーブン・キングの『小説作法』で、小説の版権が売れたことを奥さんに告げるシーンだとかも。4つ目。一生のお願いを叶える。本人にとってはできないことではないけれど、頼む方にしては、その相手にすがるしかない。『ポケット一杯の幸福』でのリンゴ売りを貴婦人に仕立てるところ。『カサブランカ』のルーレットのシーン。泣くところまでいかないけれど、『セルラー』もストーリー全体が同じツボ。5つめが、今までの苦労が思い返されて。これは映画なんかにはしにくいのかもしれない。