デュシェジェンヌ型笑顔

nakatomimoka2010-02-24

ダニエル・ピンクさん。「私は愛想笑いとそうでない笑いの区別がつかず、イライラさせられてきたが、今は違いがわかる。心から楽しんでいる時の笑顔を、エクマンは『デュシェジェンヌ型笑顔』と呼ぶ。フランスの神経科学者の名をとったものだ。本物の笑顔の場合、二つの顔面筋肉が動く。大頬骨筋(頬骨から始まる筋肉で口角を持ち上げる筋肉)と眼窩筋(眉と眉下の皮膚を持ち上げ、目の下の筋肉を引き上げて頬を上げる筋肉)の二つである。うわべだけの笑顔の場合には大頬骨筋しか動かない。人は筋肉をコントロールできても、周辺の眼窩筋はコントロールできないからだ。後者は無意識のうちに収縮し、実際に楽しい思いをしたときにしか動かない。すなわち、愛想笑いを見破るには眼を見ればいいのだ。」昔から「眼が笑ってない」っていいますよね。