小笹芳央さん。「ラダー効果というのは、個々の仕事を少しずつ上位の概念でとらえ直させて、まるで梯子を上っていくかのように、目線をより大きな目的へと引き上げて、その仕事の「意味」に気づかせるという方法で、メンバーのモチベーションを高めるのに有効です。その業務に就いているメンバーが仕事に対してやる気を失っている時には、リーダーが「その仕事の目的はなに？」「その先にある大目的は？」「それをやることでどんな意味がある？」と、問いかけてあげましょう。するとメンバー自身、「この仕事の目的は何だったのだろうか？」と考えるようになり、自分なりに仕事の意味づけができるようになります。リーダーがメンバーに仕事の意味を伝えるのではなく、メンバー自身に気づかせることが重要です」石を積むのではなく、心を癒す空間を作ろう。
