バーバラ・フレドリクソンさん。「『ポジティブでオープンな心は、探索や実験による学習効果を生み出すので、より正確に世界をイメージできるようになる』という研究結果があります。つまり、明るい気分で興味を持ち、好奇心に突き動かされて行動しているときには、多くを学ぶことができるのです。こうして増えた知識はすぐに目に見える成果を現さないかもしれません。しかし、それはずっと有益であり続け、ある状況においては命を救うことになるかもしれません。身の安全を感じた時や、何かに満足した時のよい気分が、（１）祖先達の精神の働きを拡げ、（２）リソースの形成を促し、長い時間をかけて彼らによりよい変化をおこさせてきたのです。これら二つの真理がポジティビティの『拡張＝形成理論の骨子です』」すぐには役立たないけれど。
