日本だけ見ていれば

nakatomimoka2011-11-17

小林栄三さん。「弊社(伊藤忠商事)が設立した1858年は、日本の人口が3000万人ぐらいでした。それが150年かけて1億3000万人弱となりました。150年かけて1億人増えたのです。胃袋が増える。家の需要が増える、すべての需要が増えるということで、日本だけ見ていれば、会社が経営できたということです。日本市場に必要な部材、及び製品を海外から持ってくる。あるいは日本でできた製品を海外に持って行って販売をする。海外の駐在員は日本をよく知っているだけでよかったのです」「(中国・アジアを)消費市場ととらえた瞬間に、現地の文化や伝統を習得しなければなりません」「19世紀は大西洋の時代だったと思います。20世紀は太平洋、そして21世紀は中国・アジアです」外需を取り込む一方で、日本をどのように活性化するか、という問題意識。