萩本欽一さん。「運をためるチャンスって、日常にいくらでも転がっているんです。なにかちょっとでもつらいこと、苦労することがやってきたとき、確実に運はたまっています。ところが、たいていの人は、いやなことがあると、すぐに愚痴をこぼしたり、ヤケになったりするんですよね。たとえば、仕事場で上司に注意されたら、その瞬間に運はちょっとたまっているのね。でもそのとき上司に腹を立てて、『くそっ、今日は飲んで帰るぞ』なんてことをすると、運は消えちゃいます。しかも、飲んでいるあいだ同僚にぐちぐち言ってたりすると、運はよりマイナスになるんです。せっかく運が一個たまっても、つまらないことで運をつぶしてしまう。いやなことがあったとき、すぐに仕返しをしていると、いつまでたっても運はたまりません」運をためていこう。
