萩本欽一さん。「笑いのプロたちも、失敗をよくネタにします。ここでは日常の失敗をどう笑いにつなげるかを考えてみましょう。まず大切なのは、嘘をついたりごまかしたりして切り抜けようとしないこと。嘘やごまかしは、笑いからもっとも遠い行為です。笑いのためだけでなく、嘘はクセになるから気を付けないといけません。ごまかしもどうせバレるので、姑息なことはしないほうがいいんです。じゃあ、どうやって切り抜けるかというと、自分の失敗を潔く認めて、自分を茶化す。自分で自分を笑っちゃえばいい。ちょっとした失敗や間違えをしたときのために、『間抜けでしょう？』というフレーズを覚えておくと便利ですよ。相手が自分に対して思っている感想を、自分から先に言ってしまうと、相手は笑ってくれます」失敗を笑いに転じていければ天下無双。
