予想外の姿を見出す

nakatomimoka2012-06-21

羽生善治さん。「『齢を重ねると、だんだん選択肢が狭まってくる』とまでは言いませんが、未来の予想が立てやすくなってきます。ですから、その予想と少し違ったことを見出していくのが大事なのではないかと考えています。私には、こういう目標があって、こういう計画を立ててこうなっている、というのは基本的にありません。その代わりにだた一つ思っていることがあります。『今の自分が五年後、十年後にはこういう姿になっている』というのは、齢を重ねていくと見えやすくなりますが、そうはなっていてほしくないということです。つまり、自分が予想していたり、想像していたりする姿ではなく、予想外の姿、すごく意外な、思ってもみなかった姿、形になっていたいと思っているのです。予測のできてしまう道は、面白くないからです」そうありたい。