常識の壁を越える

nakatomimoka2013-04-19

トレステン・ハーフェナーさん。「陸上選手ロジャー・バニスターは、1954年、1マイルを3分59秒4で走り、超えられるわけがないと誰もが信じていた壁を乗り越えた。バニスターが世界記録を打ち立てるまで、陸上選手の間では、1マイルを4分以内で走るのは絶対に無理だというのが常識だった。だがバニスターは、その常識に屈せず、全力を注いだ。だからこそ、夢の記録を達成できたのだ。実に興味深いことに、バニスターの記録は、その後たったの数週間で塗り替えられてしまった。このときを境に、ほかの選手も自己ベストのタイムを更新するようになった。つまり、限界があったのは選手たちの頭の中にだけだったのだ。限界は、潜在能力のみならず、意志の力に左右されるものだということをバニスターが証明した」自分で決めているんですよね、限界。