ウィンザー効果

nakatomimoka2013-08-16

中野信子さん。「コミュニケーションがなかなかとれない相手では、面と向かって直接ほめ言葉を伝えるのは難しい。ここで、力を発揮するのが『ウィンザー効果』です。ウィンザー効果とは、第三者を介した情報、噂話のほうが、直接伝えられるよりも影響が大きくなるという心理効果のこと。ミステリー小説『伯爵夫人はスパイ』に登場してくるウィンザー伯爵夫人のセリフ『第三者の褒め言葉が、どんなときにも一番効果があるのよ、忘れないでね』が由来とされています。やり方は2つあります。ひとつは、噂話を広めてくれそうな人を何人か見繕って、その人の前でさりげなく、対立している相手のことを持ち上げる発言をするという方法。もうひとつは、対立している張本人とうまく遭遇できた場合、別の誰かが褒めていたという事実を伝えるようにします」なるほど。

2022-07-24追記

西村誠司さん 『ウィンザー』は、米国の作家、アーリーン・ロマノネスの小説『伯爵夫人はスパイ』に登場するウィンザー伯爵夫人のセリフ、「第三者の褒め言葉が、どんな時でも一番効果があるのよ。忘れないでね。いつか役立つわ」から来ていると言われています。