残心の精神を活かす

nakatomimoka2013-10-14

アレック・ベネットさん。「かつて、武士の日常は生きるか死ぬかの世界でした。ぎりぎりのところで戦う彼らは、逆に生きるすばらしさも覚えていたはずです。古来、武士道は人生の生き方、哲学の枠組みに通じるものです。それを理解するキーワードとして私は3つの言葉をあげたいと思います。残心、感謝、エムパシー(共感)です。残心とは、剣道の技で有効打突を構成する重要な要素です。打った後、相手の反撃に直ちに対応できる気構え、身構えを示すのが残心です。一本の要件は、打突50%、残心50%といってもいいでしょう。さらに、残心はキリスト教的にいえば、相手の命を奪ったことへの懺悔、見届け、反省とも言えます。高ぶる感情を抑え、敗者を思いやる。残心は、油断のない、心の余裕とも言えます」武道による身体的な修練と、心の余裕とを。