怒りをもたなくては

nakatomimoka2013-10-15

松下幸之助さん。「西ドイツの首相であったアデナウアーが、アイゼンハウアー大統領に会った時、こんなことを言ったという。第一は、『人生というものは七十歳にしてはじめてわかるものである。だから七十歳にならないうちは、本当は人生について語る資格がない』ということ。第二には、『いくら年をとって老人になっても、死ぬまで何か仕事を持つことが大事だ』ということである。けれども三番目にいったことはちょっと違う。『怒りを持たなくてはいけない』というのである。これはいささか奇異な感じがする。これは、単なる個人的な感情、いわゆる私憤ではないと思う。そうでなく、もっと高い立場に立った怒り、つまり公憤をいっているのであろう。会社の社長は社長としての怒りを持たなくては、本当に力強い経営はできないといってもいい」公憤を。