人使いのコツ

nakatomimoka2014-02-07

松下幸之助さん。「人を使うということについては、やっぱり誠心誠意よりないと思うんです。私は人使いのコツがもしあるとするならば、誠心誠意ということを考えてその人と接していくほかないと思いますが、さらに具体的に言うと、その人の長所を多く見るということが大事やと思うんです。短所を見ると、こっちも頭が痛むし、その人間も短所を指摘されるといやになります。しかしその人間にも長所があります。長所を見ると、あいつは偉いやつやなあ、おもろいやつやなあと、こうなりますね。ですから、一つは、誠心誠意その人に接するということでしょう。いま一つは、努めてその長所を見ていくということであれば、多くの人が使えるでしょうな。長所に六分、短所に四分、目のつく人なら、大体人は使えると思います。その反対の人は、人は使えないと」長所を。