ジャポニズム展

nakatomimoka2014-11-08

京都市美術館での『ボストン美術館・華麗なるジャポニスム展』と京都国立近代美術館の『ホイッスラー展』に行ってきた。モネのラ・ジャポネーズはボストン美術館に行った時に観たのを覚えていた。これまでも知識としては知っていたけれど、浮世絵からの影響が対比されていてよくわかった。今までは感性で判断するものだと思っていたので、解説を読まない主義だったのだが、読むとよくわかるものですね。新印象派展でも似た絵を見たモネの『トルーヴィルの海岸』が歌川広重の五十三次・三重川の影響を受けているだとか。ムンクの『夏の夜の夢(声)』がよかった。ホイッスラーのほうは、かつて展覧会でみたのか『ブルターニュの海岸』の絵葉書を持っていたことがあり、再会したこの絵を眺めていた。中野京子さんの『印象派で近代を読む』を読んだりしている。