デビッド・アレンさん。「それが済んだら、ここに集まっていないもので気になっていることが他にもありますか、とクライアントに尋ねると、必ず何かが見つかる。心のメモリにしまい込んであったことがいろいろ出てくるのだ。浮かんできたことはそれぞれ別の紙に書いてもらい、同じように書類受けに入れてもらう。そのほうがあとで『処理』をするときに便利だ。一枚の紙にずらずらと項目が並んでいるよりも、1枚に1件のほうが集中して判断できる。私たちが指導をする場合、この収集のプロセスには数十分から数時間かかる。このように意識して定期的に『心のお掃除』をし、周囲にあるものすべてを見渡していかない限り、人生や仕事における『気になること』は、どこにいてもあなたの心でくすぶり続けることになる」気になることを処理して一点に集中する。
