松浦弥太郎さん。「絆をメンテナンスする一番簡単な方法は、そのために一緒にいる時間をつくり、できるだけコミュニケーションを取ることだ。仕事仲間であれば、打合せや仕事とは別に、一緒にいる時間を増やすといい。改まって、『ちょっと話そうよ』と言うのも照れくさいから、ランチを一緒にとる、一緒にでかける。お酒を一杯飲んで帰るのもいい。僕がよくするのが、相手が時間をもてあましている時間にあわせて話しかけること。休憩中に手持無沙汰に見えたら、他愛なく話を始める。大勢でいたらコミュニケーションにならないから、相手がひとりでいる時がいい。自分がどんなに忙しくても、ちょっと足をとめて近寄っていくといい。まずは自分の近況を話す。自分のことを１０話すと、相手は２つ３つ、自分のことを話してくれるだろう」一緒の時間を。
