安宅和人さん。「イシューの見極めについては、『こんな感じのことを決めないとね』といった『テーマの整理』程度で止めてしまう人が多いが、これではまったく不足している。強引にでも前倒しで具体的な仮説を立てることが肝心だ。そもそも、具体的にスタンスをとって仮説に落とし込まないと、答えを出し得るレベルのイシューにすることができない。たとえば、『○○の市場規模はどうなっているか？』というのは単なる『設問』に過ぎない。ここで、『○○の市場規模は縮小に入りつつあるのではないか？』と仮説を立てることで、答えを出しうるシューとなる。仮説が単なる設問をイシューにするわけだ。また、必要な情報・分析すべきことがわかり、分析結果の解釈が明確になる。答えを出すべきイシューを仮説を含めて明確にすることで、ムダな作業が減る」仮説を。
