比較が入る余地

nakatomimoka2016-08-15

樋野興夫さん。「みんな、人との比較で悩んでいます。人と比べて一喜一憂してしまうのは、人生の役割が見つかっていないからでしょう。自分の役割や使命がわかれば人と比べることはなくなります。『余人をもって代え難し』なことをしているわけですから、人と比べようがないのです。この世に生を享け、大人に成長して、最後は死ぬ。こうした成長のプロセスに目を向けるとその度合いを人と比べてしまいます。死から人生を見つめ直してみると、人との比較なんてどうでもいいことに思えてきます。ご遺体を前にして感じることは、『いったいこの人の人生は何だったのだろうか?』『自分らしく生きられたのだろうか?』『自分の役割をまっとうすることはできたのだろうか?』です。そこに他人との比較が入る余地はありません」なんなんやろうな、人生の役割は。