人はみな死刑囚

nakatomimoka2016-11-28

原田隆史さん。「刑務所で充実した生活を送るのは意外なことに無期懲役囚よりも死刑囚だというのです。死ぬまでの期限を切られた人間は、これまでの人生を振り返って、『自分はこれでいいのか?』と真剣に自分の人生と向き合うようになります。死生観を意識することが、充実した人生を送ることに繋がり、仕事や人生の理念を求める出発点になるのです。『あなたは死刑囚です』こういわれても、ピンと来ない方は、ぜひ家族の年表を作って下さい。この死刑囚の話は、企業研修で度々テーマにしてきました。今後15年、30年の目標といった家族を含めた年表『ビジョンシート』を書かせると、みんな、途端に目の色が変わります。そして、自分の人生の理念を必死で考えはじめるのです。しかるべき備えがあれば、結果的に難しい問題も乗り越えられるのです」理念。