茶碗の中の宇宙

nakatomimoka2017-01-30

京都の国立近代美術館に、「茶碗の中の宇宙〜楽家一子相伝の芸術・利休の愛した美」を観に行ってきた。これまで、楽美術館の企画展で初代長次郎から十五代吉左衛門を歴史を追うものはあったのだけれど、それよりも盛大であって、なかなか見ごたえがあった。450年の歴史の中で、伝統を受け継いでいくことと、自分ならではの革新を起こしていくことと、歴史の中で楽家の位置づけを高めていくことと。残るのが茶碗。個人的には三代目道入(ノンカウが愛称)が好きなのだが、九代の了入のヘラによる削りも革新的というか、今日よいなと思った。小学校の5年と6年、楽焼クラブだった縁なのか茶碗が好きである。平安神宮にお参りして、古いお守りやお札をおさめ、新しいお札を受けてきた。ロームシアターの前のスタバで昼食をとり、合気道の稽古に向った日曜日。