楽観主義で生きる

nakatomimoka2017-10-29

岸見一郎さん。「人生は時に困難で運命に翻弄されているとまで思うこともある。しかしどんな人生であっても、外的な出来事が人を幸福にしたり不幸にするわけではない。どんなことが起こっても何とかしようと思いたい。このように考えることは楽天主義ではない。楽天主義の人は、何が起こっても大丈夫、何が起こっても悪いことは起こらない、失敗するはずはない、と考える。しかし、実際には失敗することがある。どんなに努力してもうまくいかないことがある。楽天主義はではなくて、そういう厳しい現実をも見据える楽観主義の立場に立ちたい。『運命論者』は何もしない。人生が順調な時はいいが、突如として人を打ちのめすような出来事に遭遇すればたちまちそのような人の人生の意味は失せてしまうことになる。さりとて、悲観主義に立つ必要はない」楽観。