菅原洋平さん。「ぼんやりは、脳にとって休憩ではありません。内向きネットワークに切り替えて必要な纏め作業をしているので、あくまで作業の成果をあげるために必要な行為として位置付けましょう。仕事を始めて90分経ったら、機械的に作業の手を止めてぼんやりしましょう。仕事がはかどっていても、作業の切りが悪くても、手を止めます。生体リズムは、気分とは関係なく客観的な仕組みなのです。よいぼんやりを意図的につくるには、聞き慣れた音楽を繰り返しかけたり、カフェなどのざわついた場所に身を置いたりしてみましょう。歩きながら内向きネットワークを働かせるには、肛門を締めながら歩いてみましょう。肛門を締めると、自然に姿勢がよくなります。体の中心軸が固定されるので、肩や首、手足の無駄な力が抜けます」区切りをつけていこう。