アラン・ピーズさん。「RASは、語りかけたとおりに働いてくれる。だから、目標を『視覚化』するのはとても大切だ。RASは『現実』と『想像』を区別できない。何かを想像すると、RASはそれを実際に起こっていると思いこみ、体は、その物事が実際に起こっているかのように反応する。頭のなかで目標を具体的にイメージすると、そのイメージがRASから潜在意識に伝わり、潜在意識からの働きかけによって、目標を達成する力が高まる。視覚化とは、目を閉じて、心に決めた目標の達成をはっきりとイメージすること。自分がどんな行動を取るか、どう感じるかを想像し、望む結果を手に入れた自分の姿をイメージする。脳は、言葉ではなく絵を描いて考えている。目標達成までに起こりうる障害、挫折などもイメージすることが重要だという研究者もいる」視覚化。