そこそこの出世が幸せに

nakatomimoka2018-11-15

竹内洋さん。「同級生で有名な上場企業の社長から会長になった奴がいた。彼が出世頭だと言っていたら、引退後どうも鬱のようになってしまったらしい。同窓会には一切出てこなかった。彼にとって、あまり引退後は幸せではなかったのではないか。偉くなると、まわりの人が世話をやいてくれる。それが当たり前になるが、会社の役職を離れればただの老人だ。そのギャップが大きいのではないか。かといって、出世は関係なく、出世しなければ幸せかというとそうでもない。会社でのポジションが中より下の人間は、自分は認められなかったという思いがあるからか、愚痴っぽくなる。あまり幸せそうではない。同窓会での観察によると、そこそこ出世した奴、というのが趣味ももっていて、どうも幸せなのではないか、という仮説を立てている」いい所かしらん。