快楽をイメージすると叶わない 

田村孝さん「潜在意識に働きかける場合、多くの人が幸福と快楽を同一視してしまっています。しかし、『快楽』をイメージしても願いが叶うことはありません。『快楽』とは人間の心を麻痺させるものであり、幸せとは縁遠い存在です。例えば『出世して偉くなりたい』という願望も、その動機が『他人に対して優越感を持ちたい』『沢山給料を貰って、いい車に乗りたい』というものであれば、潜在意識がその願いを叶えてくれることは絶対にありません。何故なら、優越感に浸ったり、いい車に乗ったりしても、潜在意識が喜ばないからです。優越感というのは快楽であり、他人を蔑むというマイナスの感情なのです。イメージングの大前提は、他人と比べない、他人にみせびらかさない、他人に自慢しない、なのです」なるほど、そうであったのか。