宇宙の働きが命令

f:id:nakatomimoka:20190915143843j:plain

小池龍之介さん。「物事が最もうまくいかない時。調子の良し悪しを描く諸行無常の波の曲線が一番下まで行ったのですから、当然ながら、その後はコンディションが上昇していく理法です。明治時代の仏教者、清沢満之は、病気になってご飯ものどを通らなくなると、それは無限なる宇宙の働きが自分に対して、『今はご飯を食べるときではないからご飯を食べずに休みなさい』と命令しているときだ、と捉えたといいます。ですから、どんな重い病気になっても、『はい、わかりました。今は休みます』と、おだやかに受け入れることが叶ったのです。そうだとしますと、仮に仕事の調子がよくないとき。宇宙的な力から自分に対して、『今はさほど全力を出さずにほどほどに取り組むべきだ』と命令を受けているのだ、と捉えれば、黙々と取り組むことが叶うでしょう」波。