梯谷幸司さん「過去を振り返ると、誰しも、失敗や挫折、つらかったこと、我慢したこと、病気や怪我などがあったと思います。そんな出来事を、まず10個洗い出してください。次に、その後に起きたことを洗い出しましょう。そして、その出来事は何のためにつくりだされたのか、自分自身に問いかけてください。10個を並べてみると、『ちょっと待てよ、私の人生はこういう生きる目的があったんじゃないか、人生からこういう役割を与えられていたのではないか？』と、だんだん気づいてきます。次に、それら10個をネタにして本にするとしたら、どういうタイトルで出版したいでしょうか。サブタイトルはどうしたいでしょうか。最後に、本に載せる著者のプロフィール文も考えてみましょう。ネガティブな記憶は、そこに人生の教訓があるという目印です」禍福は。
