イングリッド・フェテル・リーさん。「鋭角は人の動きを鈍らせ、場の堅苦しさを助長する。硬い角は喜びあふれる動きを妨げるから、空間の気の流れが滞る。風水は尖ったものを嫌う。すべての玩具の中で、最も多様なアフォーダンスを持つものはボールだ。曲線的な動きは、自分は『現実ではない』世界にいるから、安全に関わることができる、というメッセージを発するのだという。遊びの動きはほとんどが曲線状。ほとんどのオフィスや工場には、曲線がまったくない。仕事と遊びを再び融合させることは、一夜にしてできることではないが、遊び心のある曲線を職場に取り入れることが、その手始めになるかもしれない。私たちは小さいことから始めればいい。柔らかな天蓋をここに、曲線の絵画をそこに置く。丸窓をここに、ポンポンをそこに配置する」丸いものを。
